鳴門市と鳴門市社会福祉協議会(以下「社協」)は、平成30年3月に「地域福祉計画」及び「地域福祉活動計画」を一体的に策定しました。
 地域福祉計画は行政計画で、社協は行動計画である地域福祉活動計画です。

【地域福祉活動計画とは】

 社会福祉協議会の呼びかけに応じて、市内各地域の住民や当事者をはじめ、地域において福祉活動を行う方・NPO・ボランティアや医療・保健・介護・福祉などの関係機関などが集い、住民自身が地域で福祉活動を行うための指針となる計画(アクションプラン)です。
 地域福祉活動計画策定のキーワードは「住民主体」です。
 鳴門市地域福祉計画で示された方針に基づいて、地域住民が中心となり・地域における様々な活動や地域資源を活用し、社協と共に住民自らが活動するための計画です。

【策定の手順、工程など】

 社協では、鳴門市地域福祉計画と一体的に計画を策定することとし、両者による合同事務局を設置し連携した取り組みを行ってきました。
 鳴門市が市民2,000名を対象に実施したアンケート結果の分析を行ったうえ、鳴門市の各種行政計画(市総合計画、市自治基本条例、市防災計画、市高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画、市障害福祉計画、市子ども・子育て支援計画、市健康増進計画、など)の担当者などからなる「プロジェクトチーム」を設置し、社協からも多くの職員が参画しました。
 併せて、平成28年9月に市民公募により選任された「市民会議」のメンバーとともに徳島大学の指導・助言などをいただき、研修・研究に努め、「地域座談会」で地域住民の皆さんと意見交換を重ねるなど、地域特性に応じた地域福祉活動計画づくりを進めてきました。

 【第1期鳴門市地域福祉活動計画】